JenkinsをCentOS6にインストールしてユーザー認証設定

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CI(continuous integration: 継続的インテグレーション)のツールである、Jenkins を CentOS6に入れてみましたので備忘録。

Welcome to Jenkins CI! | Jenkins CI

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Jenkins は、以下の wiki ページに書かれている通り、「継続的なソフトウェアプロジェクトのビルドとテスト」や「cronなど外部で起動するジョブの実行監視」を可能にするツールです。

Meet Jenkins – 日本語 – Jenkins Wiki

— 環境 —
CentOS 6.4
Jenkins 1.570

では、早速 Jenkins のインストール手順とユーザー認証をかけた作業記録です。

Jenkins を CentOS6 にインストール

公式サイトの手順を参考にしました。公式リポジトリを追加して、yum でインストール。

RedHat Repository for Jenkins

jenkins service を on にして起動。

iptables で Jenkins が使用する8080番ポートを開ける。iptables に以下の行を追加。

iptables 再起動。

http://サーバーのアドレス:8080/jenkins のURLで、ブラウザから Jenkins のダッシュボード画面へとアクセスできます。

Jenkins にユーザー認証をかける

このままですと、誰でも Jenkins の操作がブラウザから行えてしまうので、ユーザー認証をかけます。Jenkins ダッシュボード画面の左側メニューから…

・Jenkinsの管理 → グローバルセキュリティの設定 → 「セキュリティを有効化」にチェック
・ユーザー情報 → 「Jenkinsのユーザーデータベース」にチェック → 「ユーザーにサインアップを許可」にチェック
・権限管理 → 「ログイン済みユーザーに許可」にチェック

以上を設定したら「保存」。

右上部メニューのサインアップから Jenkins アカウントを作成します。

以上の設定により Jenkins の管理・設定は認証されたユーザーのみ行えます。しかし、ビルド履歴などの画面は、まだ誰でも見れる状態になっていますので、それらを見るのにも認証が必要となるように認証の設定を続けます。

作成したアカウントでログイン。

・Jenkinsの管理 → グローバルセキュリティの設定 → ユーザー情報 → 「ユーザーにサインアップを許可」のチェックを外す

これにより、新たに新規ユーザーのサインアップをできないようにします。

続いて、

・権限管理 → 「行列による権限設定」にチェック → 「匿名ユーザー」の全ての権限のチェックを外す
・「追加するユーザー/グループ」に作成したJenkinsユーザーを追加 → 「追加したJenkinsユーザー」の全ての権限にチェック

以上を設定したら「保存」。ログアウトすると、左側メニューが全て消えて、Jenkinsの管理・設定、ビルド履歴などの閲覧も全て、認証ユーザーのみが行えるようになりました。

これで、Jenkins のインストールからユーザー認証設定までは一通り完了です。

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Jenkins で CI 環境を構築するには、Jenkins実践入門が参考になります。
 
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