- 更新日: 2014年4月4日
- Rails
Rails で Chartkick を使ってグラフ描画
Rails アプリケーションでグラフを描画するために、Chartkick を使ってみました。Chartkick は、Ruby, Python, pure JavaScript で利用できる美しいグラフを作成するためのライブラリ。
gem ‘chartkick’ を書いて bundle install
いつもどおり、Gemfile に chartkick を追加して bundle install。
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$ vi Gemfile gem 'chartkick' $ bundle install |
Chartkick の使い方
グラフを描くビューで google の jsapi をインクルードします。Chartkick が依存しています。
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<%= javascript_include_tag "//www.google.com/jsapi", "chartkick" %> |
使う場所が多ければ、views/layouts/application.html.erb の html header 部に書いても良いかも。
評判通り、ビューのコードは本当に1行だけで動きます。折れ線グラフを描画するコードの例です。
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<%= line_chart @graph_data %> |
line_chart 折れ線グラフ
pie_chart 円グラフ
column_chart 棒グラフ(縦)
bar_chart 棒グラフ(横)
area_chart エリアグラフ
描画グラフ用のメソッドは以上が用意されています。
渡すデータ(上述の @graph_data)は “キー名” => “値” のハッシュか [“キー名”, “値”] の配列で指定する。
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<%= pie_chart({"Football" => 10, "Basketball" => 5}) %> <%= pie_chart [["Football", 10], ["Basketball", 5]] %> |
拍子抜けするほど簡単ににグラフを出力できました。出力されるグラフも綺麗です。このエントリーの例程度であれば5分でできますので、ぜひお試しください!
- – 参考リンク –
- Ruby on Rails で使えるグラフ・チャート用ライブラリまとめ | EasyRamble
- File: README — Documentation for chartkick (1.2.1)
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