- 更新日: 2013年12月11日
- 英語学習
2年前と現在の、自分の英語力スペックを比較してみた
ここのところ、Stack Overflow に非常に助けられており、いつの間にか随分英文をすらすら読めている自分に気が付いた。プログラミングの話題だと専門用語もほぼ全て分かるので、それらのバックグラウンドの知識の助けもあるとは思いますが。
2年ほど英語を学習し続けて、このような実益につながる成果が出てきましたので、2年前と現在の自分の英語力スペックを比較してみました。TOEICなどは受けてないので試験による指標はなし。他の過去の戦績では、英検三級を保持、大学入試のセンター試験は8割程度でした。
緩い学習でも、2年で以下に記す程度はスペックアップできますので、これから英語の学習に取り組み始める方の参考になれば幸いです。
2年ちょっと前(2011/8)、私が英語学習を始めた当初の私の英語力は以下の通りです。
2年前のスペック
英文法 :高校までの文法は大体把握。
語彙力 :5000程度。
発音記号 :ほぼ全く分からない。
発音 :r/l の違いが分からないなど正しい発音を知らない、できない。
reading :たどたどしく日本語に訳しつつ読む。返り読みするので遅い。
writing :書きたいことがぱっと出ない、いちいち日本語→英語に変換。
listening:簡単なESL podcastでリスニングを開始したが最初は全く聞き取れず。
speaking :単語を繋ぐだけで全然話せない。いちいち日本語→英語に変換。
全体 :頭の中で英語と日本語を行ったり来たりで考えて超ストレスでした。
ESL:English as a Second Language Podcast
現在は以下の通り。
現在のスペック
英文法 :復習してほぼ全体を理解済み。倒置構文など特殊なのは苦手。
語彙力 :10000程度。
発音記号 :全て完全に理解済み、発音記号を見て正しい発音が分かり発音できる。
発音 :正しく発音できるようになった。
reading :語彙増加と返り読みをやめ、だいぶすらすら読めるようになった。
writing :英語で考え英語で書けるようになった(まだ表現力は乏しい)。
listening:ESLはほぼ理解でき、英語ニュースは7〜8割理解。映画・ドラマは難しい。
speaking :スピードは遅いが正しい発音と文法で話せ、会話表現が増えた。
全体 :英語↔日本語での変換が減り、随分英語のみで思考できストレス軽減。
日常的に、英語ページや英文の Readme などのテキストを読むのには、だいぶ支障がなくなってきました。なにしろ英文を読んだり、英語を聞いたりする際の恐怖心や抵抗感がなくなったのが大きい。分からない箇所をスルーする余裕ができ、おかげで英語に接する際のストレスも減りました。
学習スタイル
学習を開始した時点での救いは、高校までで英文法をしっかり勉強していたおかげで、英文法に対する苦手意識がなかったこと。それと多少は英単語の語彙力があったことです。その代わり、発音やリスニングに関しては全く駄目でした。
英語学習は基本的に隙間時間と朝晩で、ちょっとした休憩時や少し空いた暇な時間での学習がメインです。まとまった時間を取ってがっつり学習するスタイルではなくて、日常生活の中に英語を使う機会を組み込む方法を取っています。Twitterは英語でツイート、iPhoneなどよく使うツールの環境を英語に設定、ToDoリストやカレンダーなども全部英語で書く、車移動中はCDでリスニング・シャドーイングなど。現在では腰を据えて学習するという意識は減って、英語を意識的に使う・英語に触れているという感覚になっています。日常の習慣の一つという感じ。
ツールの言語環境を英語にしたり、英語でTwitterなど、意識的に英語に触れる機会を増やすのと、時間が取れる日は夜に1時間程度の学習だけでここまでこれたので、現在何となくではあるけど、いずれ英語をものにできそうな手応えを感じられます。夜に学習時間が取れる日は、主にリスニングのトレーニングをしています。iPhoneでニュース聞いたり、簡単な sitcom(英語のコメディドラマ)を見たり。
多くの日本人にとって、リスニングは立ちはだかる大きな壁だと思う。リスニングに関しては、地頭の良さとか暗記・理解力の良さとかは大して関係ない気がします。時間をかけた者が勝利し、勝利するためには時間をかけるしか方法がありません。地道な英語表現(フレーズ〜文の単位での)のインプットとその音との突き合わせを延々と続けていると、段々聞き取れる英文が増えていきます。知らない英語表現を聞き取るのは無理ゲーです。
イメージとしては、自転車に乗る訓練や筋肉トレーニングなどと同じで、成果を出すためには、長時間・長期間の反復トレーニングが不可欠です。リスニングは、頭脳を使った学習というよりは、耳と目を使う筋トレだと思う。耳で聞いて目で原稿や字幕を確認して、表現と音を突き合わせる作業を延々とやるしかない。発音は口と舌を使う筋トレみたいなもんです。なので、リスニングやスピーキングの能力は、やる気と工夫さえあれば何歳から始めようが習得可能だと思います。
今後もこのスタイルで英語学習を続けていきたいと思います。
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