- 更新日: 2014年4月26日
- 子育て
「○○しなさい」じゃ子供は言うことを聞かないことに対する工夫
以下のツイートを先日読んだのですど、すっごい共感。子育てにおいて子供がなかなか言うことを聞かない時の工夫について。
例えば「寝る前にトイレにいきなさい」って指示したって子供は聞かないので、「パパトイレ行きたい!」「ママが行く!」と先を争うフリをすると「僕が行く!」と言い出すのですかさず息子に「どうぞどうぞ」と譲る。この「上島システム」の採用により子育て凄い楽になった。
— アイザック (@Isaacsaso) November 9, 2013
子育てのゲーミフィケーション
この上島システム的な手法、我が家でも取り入れておりまして結構効果が高いです。子育てのゲーミフィケーションみたいなもんで、何やるにしてゲーム性を持たせて楽しいほうが良いし、小さい子供には特に効果的。
うちの娘(長女)はもうすぐ4歳になりますが、女の子は3〜4歳にもなると口が達者になって、気に食わないことがあるとがんがん口答えしてくる。普通に指示するだけじゃあ言うこと聞かない状況も多いです。
この方法が我が家で一番活躍してるのは、時間がない朝のお着替えや朝ごはんの場面。早く着替えなさい、と言っても子供は全く着替えんのですよ。むしろわがままがひどくなる。ところが、どっちがお着替え早いか競争だ〜て言って、ふざけあいながら一緒に着替えると、さっさと着替えてくれるわけです。幼稚園に遅刻しそうな時とかめちゃ使えます。
子供の教育には好奇心と遊び心をくすぐるのが最強
以下の記事も最近興味深く読みました。
その子はなぜ大人の言うことを聞かないのか? – デマこいてんじゃねえ!
小さい子供はほんと好奇心をくすぐったり、遊び心を感じさせたほうが、遥かに主体的に行動してくれます。頭ごなしに口頭だけで命令する方法はほぼ無効果。小さい子供の相手ほど、大人側に知恵と工夫が必要になりますね。
考えてみたのですけど、これ子供がある程度成長して、たとえば小学生〜高校生とかになっても多分同じやろうなぁという確信がある。自分の学生時代を思い出してみても、親にどれだけ「宿題やった?」「勉強しなさい」と言われても、自分は全くやる気が起きなかったです。むしろ学習意欲が低下してた。しぶしぶやるという効果はあったけど、一番大切な主体性を育むという目的からすると、口頭命令は教育としては逆効果なんじゃないかとも感じる。
なので、将来もう少し子供が大きくなり子供に勉強が必要な年齡になったら、同じ机で隣同士で座って、私はプログラミングしたり本を読みながら、娘は宿題をしたり教科書を読みながら、どっちが終わるの早いか競争だ〜っていう風に、子供の学習に取り組んでいきたいと考えています。子供には勉強しなさいという一方で親はリビングでテレビ.. という環境じゃ、子供自ら自主的に学習に取り組むとは到底思えませんので。勉強しなさい、宿題やった?は禁句の方針で。
理想論であることは承知ですけど、子供がある程度の年齢になった時に、子育てについて自分が現在こんなことを考えていることを忘れないようにメモ的な意味も兼ねてます。親が口だけで命令するのは楽っちゃー楽です。自分は頭も身体も動かさずに済みますから。でも、子供はそれじゃ聞かないし動きませんね。それで、命令する口調も段々強くなり、子供の駄々こねもひどくなり、余計イライラが募り疲労も募る。最初から上島システムやゲーミフィケーションっぽい要素を取り入れてやったほうが、子育ては楽だし楽しいし効果的。
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