- 更新日: 2015年10月13日
- Vim
Vimでインデント/タブ幅をファイル拡張子ごとに設定
Vim エディタで、使うプログラミング言語毎にインデントを設定する方法です。Vim の filetype プラグインを使って、ファイルの拡張子でインデント/タブの幅を変更できます。
~/.vimrc で filetype プラグインでインデント
まず ~/.vimrc に filetype プラグインでインデントを行う設定を追記します。
~/.vimrc
1 2 3 4 5 |
"-------------------------------------------------- " filetype プラグインによる indent を on にする filetype plugin indent on |
~/.vim/filetype.vim でファイルタイプの設定
続いて ~/.vim/ 以下に filetype.vim を作る。
~/.vim/filetype.vim
1 2 3 4 5 6 7 |
augroup filetypedetect au BufRead,BufNewFile *.rb setfiletype ruby au BufRead,BufNewFile *.php setfiletype php au BufRead,BufNewFile *.swift setfiletype swift augroup END |
ファイルの拡張子に対応するファイルタイプの設定を行います。
~/.vim/ftplugin/ 以下にファイルタイプ別のインデント設定
~/.vim/ftplugin/ 以下にファイルタイプ別にインデントの設定を書きます。例として、Ruby, PHP, Swift を設定を追加。
~/.vim/ftplugin/ruby.vim
1 2 3 4 5 6 |
set expandtab set tabstop=2 set softtabstop=2 set shiftwidth=2 |
~/.vim/ftplugin/php.vim
1 2 3 4 5 6 |
set expandtab set tabstop=4 set softtabstop=4 set shiftwidth=4 |
~/.vim/ftplugin/swift.vim
1 2 3 4 5 6 |
set expandtab set tabstop=4 set softtabstop=4 set shiftwidth=4 |
以下ちょっと捕捉。
expandtab
タブ文字(”\t”)を空白文字(半角スペース)にする。softtabstop と共に使う。
tabstop
タブ文字(”\t”)1つを、何文字の空白文字(半角スペース)にするかの設定。
softtabstop
タブ文字(”\t”)をキーボードで入力した時に、何文字の空白文字(半角スペース)にするかの設定。
shiftwidth
Vim で自動インデントを行う際に、何文字の空白文字(半角スペース)にするかの設定。
これで .rb 拡張子のファイルだとインデント幅が半角スペース2つ、.php, .swift 拡張子のファイルだとインデント幅が半角スペース4つと、自動的にインデントが設定されてファイルを開けます。
- – 参考リンク –
- どぶお/Linuxで遊ぼう!/viでファイルタイプごとの設定 – BioKids Wiki
- 【技術】vimのインデント設定について – はたけアーカイブ
- [メモ]Vimのfiletypeプラグインを新規追加する際の手順 – Qiita
- Vim の関連記事
- Vimでカーソル下の文字列をgrep(vimgrep)する.vimrc設定
- VimでURLをブラウザで開く
- Vimで正規表現の後方参照を使って置換
- CoffeeLintのインストール・Vimで使う設定
- scss-lintのインストール・Vimで使う設定
- RuboCopをVimで使う設定(Syntastic/プラグイン)
- You must install neosnippet-snippets or disable runtime snippets(Vim)
- neobundle#rc() is removed function エラー(Vim)
- VimでSpaceを使った便利なキーバインド用vimrc設定
- Vimで行を結合、複数行を一発で連結する
Leave Your Message!