Swiftでファイル読み込み&1行ずつ処理

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Swiftで CSV ファイルなどを読み込んで、1行ずつ文字列を split で分割する処理の例です。String#enumerateLines() と split() を使って書きましたが、これだけの処理ですけど書くのに苦労しました…。

— 環境 —
Swift 1.2
Xcode 6.3.2

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書いた Swift コード

名前、性別、出身地、職種からなる CSV データのファイルがあったとします。以下のような内容です。

/path/to/data.csv

David の出身地のデータが空になってることに注意。

上述の CSV ファイルを読み込んで、1行ずつ処理する Swift コードです。1行をそのまま出力した後、split を使い ‘,’(カンマ)で区切って、配列のデータを出力しています。

ビルドして Xcode コンソールで実行結果を確認。

注意点など

String#enumerateLines() で1行ずつ処理するには、クロージャのコードブロック内で処理を行う。ブロック引数の line に1行ずつのデータが渡されるのでそれを処理する。

split() では、allowEmptySlices, isSeparator の名前付き引数を指定します。allowEmptySlices を true に指定すると、配列内に空の要素が入るのを許可する意味となります。allowEmptySlices が false の場合、配列内の空の要素が削除されるようです。

また allowEmptySlices の指定を省略すると、デフォルトでは false になるみたい。最初、allowEmptySlices の指定を省略していたら、David の出身地データ(空の要素)が削除されて [David, male, Marketing] と出力されました。

split() の isSeparator には、分割する文字列を Boolean の判定で指定する。今回はカンマ区切りだったので “,” を指定しました。

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