window.NREUMがHTMLヘッダー部に自動挿入されるのはNew Relic用

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運用している Rails アプリケーションでHTMLソースコードを何気なしに眺めていたら、window.NREUM …という JavaScript コードがHTMLソースのヘッダー部に勝手に挿入されていた。ちょいと調べたところ、これは New Relic を導入して Browser Monitoring(ブラウザ・モニタリング)をオンにしている時に、New Relic が自動で挿入するトラッキング用コードで問題がないものでした。以下のような JavaScript コードが HTML header に挿入される。

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browser_monitoring.auto_instrument でモニタリングのON/OFF

Rails アプリケーションでは、New Relic の設定は config/newrelic.yml で行うので、そのファイルを見てみました。

config/newrelic.yml

この Browser Monitoring の箇所のコメントを読むとよく分かる。

意訳)New Relic のリアル・ユーザー・モニタリング機能を使うと、実際のユーザーが体験しているウェブサイトのパフォーマンス情報を知ることができます。パフォーマンス情報は、ユーザーのブラウザが、ウェブページをダウンロードして表示する時間を計測することで解析されます。この解析のために、各々ウェブページのヘッダーおよびフッターに、少しの JavaScript コードが挿入されます。
デフォルトでは、New Relic エージェントは自動でモニタリング用の JavaScript をウェブページに挿入します。モニタリング機能がオフにするには、この設定を false にしてください。

New Relic の Browser Monitoring をオフにする

ということで、以下のように false に変更すると、New Relic の Browser Monitoring がオフになります。

false にすることで、表題の window.NREUM 〜の JavaScript コードが挿入されなくなります。ただし、false にしてモニタリング機能をオフにすると、New Relic による解析トラッキングができなくなり、ウェブサイトのパフォーマンスを知るための New Relic からの有用な情報を得られなくなるはずなので注意。何らかの事情で一時的に New Relic のモニタリングをオフにしたい時は、上記のように browser_monitoring.auto_instrument を false に変更すると良いかと思います。

window.NREUM 〜のコードの正体が分かったのでこれで調査は終了です。browser_monitoring.auto_instrument は true のままにしています。

New Relic を Rails アプリケーションに導入する手順は以下をご参考どうぞ。
RailsアプリケーションにNew Relicを導入 | EasyRamble

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