sendmail をインストールして root 宛のメールを Gmail に転送設定 〜 CentOS6

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sendmail のインストールと設定を行います。また重要なメールは root 宛に届くので、それを普段使っている Gmail のメールアドレスへと転送させる設定を行います。GmailのSMTPサーバーを使います。

メール クライアントに POP を設定する – Gmail ヘルプ を参照に Gmail の SMTP サーバーのポート番号を確認。

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このエントリーは、CentOS 6.4 インストール~設定手順の目次 の一部です。

Gmail の SMTP サーバーへ接続確認

Gmail SMTP サーバーへ telnet で接続確認を行います。

となって接続出来ません。

ポート587だとOKだと確認できました。telnet の終了は Ctrl + ] で。

メール送信のための /etc/hosts.allow の設定

あらかじめ以下を設定しておく。ALL: 127.0.0.1 としてホスト機自身を許可しておかないとメールが送れません。ここはまりました。

sendmail のインストール

では、sendmailのインストール。(入ってなければ)

メールアドレスとそのパスワードは以下と仮定します。

Gmailアドレス: hoge@gmail.com
Gmailパスワード: hogehoge

とりあずメールクライアントとして動けば良いので、以降の手順で sendmail の設定を行います。

/etc/mail/authinfo から /etc/mail/authinfo.db を makemap コマンドで生成

/etc/mail/authinfo に SMTP サーバーとメールの設定を書きます。

sendmail 用のDBマップを makemap コマンドで作成。authinfo のアクセス権設定。

/etc/mail/sendmail.mc の設定

sendmail.mc を設定します。メールのリレー先をGmailのsmtpサーバーに設定。

さらに以下の変更を行います。

先頭のdnlを外して修正する。

以下の部分も、先頭のdnlを外して修正。

以上で /etc/mail/sendmail.mc このファイルは編集終了。

という行があったので saslauthd のデーモンを起動し自動起動に設定。

cf ファイル作成と root 宛のメールを gmail に転送する設定

m4 コマンドで cf ファイルを作成。

root 宛のメールを gmail アドレスに転送設定。転送先変更を反映後、メールをテスト送信。

sendmai を起動、自動起動の設定をする。

メール送信のテスト、root へのメールが転送できるか確認

メール送信テスト。

またroot宛のメールが転送されるかテスト。

これでやっと届くようになった。ふぅ、sendmail の設定手こずって疲れました。私の場合、authinfo と root からの転送で同じGmailアドレスを使いました。つまり、root宛のメールは、root(from:hoge@gmail.com) → to:hoge@gmail.com と転送される。root 宛のメールを他のメアドに転送したい場合は、/etc/aliases のメアドを他のものに設定します。

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