- 更新日: 2014年12月10日
- CentOS & Linux
logwatchからのメールが来ないと思ったら…
数日前から logwatch からのメール(自分のGmailアドレス宛)が来なくなってしまいました。logwatch は1日1回 cron 実行する設定で、root 宛にメール送信し、root 宛のメールは Gmail の自分のメールアドレスに転送する設定にしていた。この設定については以下あたり参考。
ログ監視ツール logwatch のインストールと設定 〜 CentOS6 | EasyRamble
sendmail をインストールして root 宛のメールを Gmail に転送設定 〜 CentOS6 | EasyRamble
結論から先に言いますと、原因は Gmail の迷惑メールフォルダに logwatch からのメールが全部入ってた…というオチ。Gmail の受信トレイばかり見てて、迷惑メールのフォルダを見てませんでした。なんとまぬけな(苦笑い。
以下一応調査でやったことの記録です。
原因究明までにやった調査
まずは、メールログを確認。
1 2 3 |
$ sudo tail -f /var/log/maillog |
メールのログを見る限り、メール送信が失敗している様子はなく、メール送信は上手く行っている模様でした。
ということで次に、cron に設定してある logwatch 実行スクリプトを手動で実行してみました。
1 2 3 |
$ sudo /etc/cron.daily/0logwatch |
この時、tail -f でメールログを表示させたままにしておくと良い。すぐにメール送信のログが出力されました。
これで、あ〜メールはちゃんと送信されているし、Gmail への転送も上手く行っていると確信できたので、もしやと思いつき… デスクトップで Gmail にログインして迷惑メールのフォルダを調べたところ、logwatch からのメールが溜まっているのを発見した次第です。普段 iPhone で Gmail をチェックしてまして、迷惑メールのフォルダを全然見てなかったのですよね。
logwatch からのメールが迷惑メールに分類されないようにする
続いて、今後 logwatch からのメールが迷惑メール扱いされないように対策しました。
まずは、Gmail の迷惑メールに入っている logwatch からのメールを開き、上部にあるメニューの「迷惑メールではない」をクリック。これで、迷惑メールに振り分けられた logwatch からのメールが受信トレイに移動します。
正当なメールが迷惑メールに分類される – Gmail ヘルプ
上記ページに、正当なメールが迷惑メールに分類されないようにするための対応が書いてある。以下のいずれかの方法。
1. 対象のメールアドレスを連絡先に追加。
2. 対象のメールが迷惑メールに分類されないようにフィルタを作成。
とりあえず、logwatch からのメール送信元(from欄)のメールアドレスを、Gmail の連絡先に登録して様子見です。これでだめだったらフィルタ作ります。
logwatch から Gmail にメールが届かない場合は、念の為に迷惑メールのフォルダをチェックしてみられてください!
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