ブログ書く人の責任とか

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昨年後半辺りから、Ruby/Rails エンジニアの方や WordPress のカスタマイズに取り組まれている方などから、このブログを読まれてメッセージやお問い合せをたまに頂くようになった。反応があるのは嬉しい一方、昔はあまり感じなかった、情報を発信する立場の人の責任みたいなものを考えるようになりました。

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つい先日は、英語学習についての問合せメッセージを頂きました。以前に書いた記事で「英語リーディング教本」という英文法書をお薦めしたことがあるのですが、その本を買ったという学生の読者の方から。

過去には海外、東南アジアなど非英語圏の Rails エンジニアの方からも、質問メールが来て驚いたことがあります。非日本語圏・非英語圏など母国語が情報源として強くない国の方々は、日本語や英語で情報を探すのでしょうね。英語ほどではないけど、なんだかんだ言って、日本語はネット上の情報源としては強い言語だと思います。

基本自分のスタンスは、ブログなんてものは好き勝手に書く個人の日記、という前提ではあるのだけど、一方で書いたことを多くの人に届けて読んでもらいたいと願っていて、そして実際に届いて読まれて、その自分が書いた情報を信じて物事を進めたり、さらにメッセージをくれたりする読者の方もいる。

こうなると、もはやブログは好き勝手に書く個人の日記、というのを超えた何かになってる気がするんですよね。これこそがブログかと。それで、情報を発する立場の人の責任みたいなものを、考えるようになったわけです。

学生の方から何件か英語やプログラミングの学習についての質問を頂いたことがあります。まず思ったのが今どきの中学生・高校生・受験生は、当たり前だけど勉強にインターネットを活用するんだよなぁって感心して。そして次に、学生さん達の勉強に影響を与えるってことは、彼ら彼女らの将来にも影響があるかもしれないってことだぞって、ちょっと身震い。いやそこまでの影響はおそらくないでしょうし、自意識過剰な感ありますけど。

また、Rails とか使われてるスタートアップの技術者の方なども、自分の記事を仕事進めるために参考にされているんだよな〜とか。もしかすると、私の記事の誤りでバグを発生させちゃう可能性だってゼロじゃあない… って考えたり。

仕事でオープンソースとか使われてる技術者・プログラマの方なら、情報の取捨選択の判断の責任は己にある、というのは自覚していらっしゃるだろうからあまり心配はしてないですけどね。

読んでもらえて反応をもらえるのはとても嬉しいことなのだけど、同時に情報を発信するものとして責任も強く感じるようになりまして、このブログを開始した2年前はあまり考えもしなかったことです。これがブロガーとしての成長だろうか(笑。

学生の方々に対して、特に大きな責任を感じます。若いと色々判断力や経験が乏しかったりする場合もあるだろうから、私が書くことを絶対的に正しいと勘違いしてしまうかもしれないので、そこが心配。声を大にして言っておきたいのですけど、私、間違ったこと書くことありますから。世の中に絶対正しいなんてものはそう多くない。

疲れたのでこの辺まで。とりあえず情報の正確性については、今まで通り自ら検証して裏付けを取ったり、ソース・一次情報をしっかり確認したり、検証時の環境を明記するなどして、可能な限り間違いがないように気を付けていきます。これまでも努めてはいますけど。

以上、ブログを書く情報を発信する立場の人の責任などについてつらつら考えたので書きました。まー、特にオチもなく書くネタのない日の日記でした。激励メッセージ・コメント、質問のお問い合わせなどはいつでも大歓迎ですから!お気軽に〜お待ちしております^^

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森博嗣さんの「すべてがFになる」はとても大好きなミステリー小説です。プログラミング好きな方であれば特に楽しめること間違いなしです。
 
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