- 更新日: 2014年8月28日
- CentOS & Linux
Nginx で Basic 認証をかける手順
Nginx で Basic 認証をかける手順です。
htpasswd で Basic 認証用のユーザー・パスワードを設定
Apache を入れていない場合、htpasswd コマンドが入ってないかもしれないので、まず htpasswd を入れる。httpd-tools というパッケージをインストールすると、htpasswd コマンドが入ります。
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$ sudo yum install httpd-tools |
これで htpasswd は使えるようになりますが、httpd はインストールされないので、Apache を使わない場合はこれでOK。
Basic 認証用のファイル: /etc/nginx/.htpasswd
ユーザー名: hoge
パスワード: fuga
以上の設定で、Basic 認証をかけます。
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$ cd /etc/nginx $ sudo htpasswd -c .htpasswd hoge [sudo] password for user: New password: Re-type new password: |
New password, Re-type… に ‘fuga’(Basic認証用のパスワード)を入力する。
nginx 設定ファイルで Basic 認証を有効にする
Nginx の設定ファイルで、Basic 認証を有効にする設定を行います。
/etc/nginx/conf.d/default.conf
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server { listen 80; server_name example.com; access_log /var/log/nginx/example.com.access.log; root /path/to/public; location / { auth_basic "Restricted"; auth_basic_user_file /etc/nginx/.htpasswd; #... } } |
auth_basic に “Restricted” を指定、auth_basic_user_file に Basic 認証用ファイルを置いたパスを指定します。今回は、’location /’ に Basic 認証を設定しているので、root のパス配下全体で Basic 認証が有効になります。Basic 認証をかけたい任意のパスを location で指定する。
以上です。
- – 参考リンク –
- nginxでBasic認証する方法
- Nginx でベーシック認証をかける手順メモ – bekkou68の日記
- サーバにhtpasswdだけインストールしたい – tanihiro.log
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