- 更新日: 2013年4月12日
- CentOS & Linux
ping で通信テストと NetworkManager の削除 〜 CentOS6
前項、ホストとネットワークの設定にてネットワークの設定が完了しましたので、続いて ping でネットワークの通信テストを行います。
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# ping yahoo.co.jp PING yahoo.co.jp (124.83.187.140) 56(84) bytes of data. 64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=1 ttl=49 time=23.3 ms 64 bytes from f11.top.vip.ogk.yahoo.co.jp (124.83.187.140): icmp_seq=2 ttl=49 time=23.4 ms ... |
このエントリーは、CentOS 6.4 インストール~設定手順の目次 の一部です。
/etc/resolv.conf が勝手に書き換えられる現象
ネットワークが使えるようになりましたが、その後いきなり少しはまりました。/etc/resolv.conf を設定しても、ネットワークを再起動すると、NetworkManagerに勝手に書き換えられてしまう現象に遭遇。NetworkManagerというサービスが、勝手に /etc/resolv.con を書き換えてしまい ping が通らなくなってしまうのです。書き換えられた状態で、/etc/resolv.conf は以下のようになっていた。
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# vi /etc/resolv.conf # Generated by NetworkManager search foo.com # No nameservers found; try putting DNS servers into your # ifcfg files in /etc/sysconfig/network-scripts like so: # # DNS1=xxx.xxx.xxx.xxx # DNS2=xxx.xxx.xxx.xxx # DOMAIN=lab.foo.com bar.foo.com |
NestworkManager を削除
設定しても、上記の状態に何度も勝手に書き換えられてしまうため、/etc/resolv.conf に nameserver を設定した後、 ping が通る状態で、NetworkManager をOFFにした後アンインストール。ping が通らないと yum コマンドがエラーになるので注意。
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# chkconfig NetworkManager off # chkconfig --list NetworkManager NetworkManager 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off # yum -y remove NetworkManager |
これで、勝手に書き換えられてしまう現象はなくなりました。詳しくは、[ Fedora ] resolv.conf が勝手に書き換えられていた -> NetworkManager を無効にする を参照。気をとり直して、/etc/resolv.conf を設定。
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# vi /etc/resolv.conf nameserver 192.168.1.1 nameserver 8.8.8.8 |
1個目はとりあえずルーターのDNSを使用。2個めの nameserver 8.8.8.8 は、Googleが提供しているDNSサーバーのIPアドレスです。これネットワークの設定は終了です。
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