- 更新日: 2016年3月2日
- 健康管理
インフルエンザでイナビルを初服用したんで効果や解熱・症状の経過を報告するよ
先週末からインフルエンザで寝込んでまして、ようやく本日パソコンが打てるくらいまで回復したので、久々1週間ぶり位のブログ更新です。今回はいつも処方されるタミフルではなくて、イナビルという薬を初めて処方されて初めて服用(吸入)しました。
自分の場合、イナビルによるインフルエンザ症状の治療経過で、特に解熱の過程がかなり独特な感じがしたので、時系列でそれらの経過を記録しておきます。こんなふうに解熱・回復していく人もおるんだ…位の参考程度に。
インフルエンザ罹患は2年ぶりです。ちょうど2年前ビアンキのボディバッグを買った時に、インフルエンザにかかったのを思い出した。
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結局先週〜今週で、我が家では妻以外全員、子供二人(5歳娘、2歳息子)と自分がインフルエンザにかかりまして、インフルエンザで家族ダウンは子育て世帯には本当に辛い><。子育て世帯の皆様めげずにがんばりましょう。
毎年必ず予防接種を打ってまして、今シーズンも家族全員が予防接種済みだったのですけれどね。子供達はしっかりと2回ずつ接種しました。それでもこの有様です(笑。子供はどこで病気をもらってくるか分かりません。
以降、経過記録には自分の分のみの詳細を書いてます。
インフルエンザの感染経路は息子くんから
2/23(先週の火曜日)
2歳の息子くんが夜中に39.7度の発熱、救急受付のある病院へ連れて行く。症状が出てすぐだったのでインフルエンザ検査は実施しませんでした。インフルエンザの検査って、発症後しばらく12時間程度経ってからでないと、インフルエンザであっても陰性になる場合が多いです。ただし、タミフルの服用は発症後48時間以内まで推奨となっているので、検査が遅すぎてもいけない。
2/24(水)
日中に妻が息子をかかりつけの小児科に連れて行ったところ、インフルエンザA型との診断でした。タミフルが処方された。幼児用で粉薬にしてあるタミフルで、ヨーグルトなどに混ぜて飲ませる。
おそらくだけど、息子くん自身は、月曜日にあった幼稚園の模擬入園体験でインフルエンザをもらってきたんだろうと思う。タミフルにより息子くんはだんだん回復していった。
2/25(木)
自分の体温: 37.8度
自分の体調が悪くなり、近所の耳鼻咽喉科を受診しました。子供からインフルエンザがうつった可能性を伝えて、インフルエンザ検査するも結果は陰性。ミスりました、受診タイミングがちょっと早すぎた。翌日も熱があったら再受診してください、もう一度インフルエンザの検査しますね〜とのこと。
イナビル服用後の解熱が急激ですごかったが…
2/26(金)
体温: 38.7度
再度、耳鼻咽喉科を受診してもう一度インフルエンザ検査を行ったところ、やはりインフルエンザA型が陽性だった。予想どおり、息子くんのインフルエンザがうつってましたね…。実際インフルエンザの症状が全て出てまして、発熱・頭痛、全身の節々の痛み、喉の痛み・咳・痰、鼻水・鼻詰まり、食欲なし…など辛い。自宅で寝て過ごすしかありません。
病院ではインフルエンザ検査の患者さんがすごく多かった。予防・ほかの人にうつさないためにも、マスク必須ですね、この時期は。
診察室内ですぐに医師からイナビルを処方されて、その場で吸入方法の指導を受けて、イナビルを吸入しました。医師の説明によると、タミフルより耐性を持つインフルエンザ・ウイルスが少ないので、効果的らしい。イナビルの服用は今回これが初めてでした。
イナビルは、口から吸入するタイプの薬で、大人の場合一度に8回(容器2個分)吸入して終了。イナビルを使ってのインフルエンザ治療は、この場の吸入のみで終了です。タミフルのように5日間服用などはありません。イナビルによるインフルエンザ治療の場合、1度限りの服用で口から吸入8回を終えたら完了です。
前日の晩から上の娘(5歳)も発熱して、この日の午後に小児科を受診したところ、娘もインフルエンザA型陽性…やれやれって感じだ。娘は息子同様に粉薬タイプのタミフル処方。イナビルやリレンザなど吸入タイプの治療薬は、子供にはちょっと服用が難しいですので。娘も息子同様に、タミフルが効いてだんだんと回復していきました。
2/27(土)
体温: 36.5度(朝〜昼)
体温: 38.8度(夜)
イナビル服用の翌日、日中に体温が36.5度まで下がってすごく身体が楽になった、治ったのかと勘違いするほど。本気でイナビル凄すぎると驚いてました。しかし、本当は治ってなくて、おそらくイナビルの初期発動で、一時的に症状が和らいだだけみたいです。案の定、夜にはまた38度台の発熱、全身ダルいの症状に戻ってしまった。
しかし、この解熱のタイミングで治ったと勘違いして、出勤や登校してしまう人もいるんじゃなかろうか…とか思った。
2/28(日)
体温: 38.7度
あいかわらず高熱&全身症状でキツイ、昨日の日中に平熱レベルまで解熱してたのが嘘のようだ。ひたすら寝込んで、アイスノン&ポカリスエットでしのぐ。食欲もありません。
2/29(月)
体温: 37.8度
多少症状が和らいできました。お腹がすくという感覚が戻ってきたので、回復のためにがんばって食べる。
3/1(火)
体温: 37.3度
やっと微熱程度までに熱が下がって、だいぶ身体のダルさもとれてきました。あいかわらず、のど・鼻など気管支の症状はありますけれど。
3/2(水)
体温: 36.8度
本日3/2(水)に、ようやくほぼ平熱まで解熱しました。体力も戻ってきて、仕事も可能なくらいまで回復しました。ただし、鼻水・鼻詰まり、喉の痛み・咳などの症状は、いまだに残っています。
イナビルを初服用した感想としては、高熱が出る期間が多少短くなるのかな〜という印象です。服用したら一発ですぐに治る!っていうものではありませんね、残念ながら。
子供達も無事に回復
娘、息子ともにタミフルが効いて無事に回復しました。二人とも39.5度以上の高熱が出てた日もありましたけど、子供のほうが回復力が強い気がします。というか、熱さえ下がれば子供は元気です、多少の鼻水や咳は気にしませんし。
子供の発熱時は、アイスノンなどで頭を冷やすのと、脱水症状が怖いので、まめにポカリスエットで水分補給をするように気をつけていました。解熱剤の座薬も処方されていたのだけど、結局使わなかった。
あと、自分も含めてインフルエンザになると食欲が落ちてしまうのですけど、可能なかぎりで食べるように意識した。早く回復するためにも。妻がポトフを作ってくれて助かりました。スープ系で食べやすく、かつ野菜が摂れて、身体も温まるポトフは、病気の時はとても美味しい。
インフルエンザ特効薬であるイナビルとは?
イナビルは、第一三共から発売されている吸入タイプのインフルエンザ治療薬(抗インフルエンザ薬)です。化学物質の物質名としてはラニナミビルと呼ばれるそうで、イナビルはその商品名です。インフルエンザA型、インフルエンザB型に作用します。
インフルエンザ・ウイルスの増殖を防ぐことで、症状を和らげ、1回の投与で5日間程度作用が持続するそうです。
服用量は、10歳以上の場合、通常40mg(容器2個分)を8回吸入して服用することで治療は終了となります。10歳未満の場合、20mg(容器1個分、吸入は4回)の投与となります。8回/4回の吸入は、一度だけ行うので、治療自体は一度限りで終了します。
イナビルは粉末状になっているので、口から吸い込んで服用する。自分は病院でその場で、医師に指導してもらって吸入を行いました。イナビルはかなり粉っぽいので、ちょっと咳き込みやすいです。でも医師が言うには、咳き込むくらい強く吸入したほうが効果が良いと話されていた。
イナビルについてさらに詳細は以下などを参照お願いします。
イナビル吸入方法|インフルエンザの情報ならインフル・ニュース
タミフル、リレンザ、イナビル…インフルエンザ治療薬の種類と違い | いしゃまち
ラニナミビル – Wikipedia
イナビルについて、タミフルとの比較など
自分の場合はイナビルがそれなりに効いたように感じます。実際、イナビル服用後の翌日に、いったん日中は平熱まで解熱して、身体がだいぶ楽でした。そのあと再び発熱しましたけれど、イナビルを服用していなければ、きっとこの日もずっと高熱で寝込んで症状は最悪だったでしょう。
イナビルとタミフルの比較はどうだろう…。自分としては、効果はたいして変わらないかな…という気もします。子供達の回復具合を見ましても、回復期間は同じくらいじゃないかな。
イナビルの良い点を上げるとすれば…
1. 治療が1度限りの吸入で終了なので、その点は楽
2. 耐性のあるインフルエンザ・ウイルスが少ないらしい
3. 自分の場合はイナビル服用後の翌日に熱が劇的に下がった(その後また上がりましたけど)
以上くらいです。ただ 3 はタミフルでもあり得るかもなので、あまりイナビル特有のメリットじゃないかもです。
医師が言っていたけれど、イナビルはタミフルより耐性を持つインフルエンザ・ウイルスが少ないので、効果的らしいです。いずれも、インフルエンザ・ウイルスの増殖を妨げて作用することで、症状を和らげる効果があります。
実際、高熱の期間を短縮してくれる効果はありそうな気がします。だんだんと解熱とともに症状が回復していく感じでしたが、高熱の期間は昔これらの薬がなかった頃よりも、短くなったように感じますし。
以上、インフルエンザにかかって初めてイナビルを服用して治療したので、その効果や解熱・症状経過の記録でした!いずれにせよ、インフルエンザは一旦かかってしまうと本当に辛い。来シーズンはもう少し効果的な予防接種の時期等を研究したり、衛生グッズを活用するなどして、なんとしてでもインフルエンザを予防したいです。
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