YosemiteでApacheが起動しないエラー

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本日ようやく Macbook Air を Yosemite(version 10.10.3)にアップグレードしたのですが、いくつか問題に遭遇しました。

最初にぶち当たったのが、homebrew で入れていた、ローカル環境での開発用の apache(httpd)が起動しないトラブル。X11(XQuartz)が入ってなかったのと、Apache の起動に必要な run ディレクトリがなくなっていて httpd.pid が作成できないのが原因でした。

— 環境 —
Mac OS X Yosemite 10.10.3
Apache 2.2.22

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X11(XQuartz)がないエラー

apache を起動させようとすると、まず以下のように X11 がないよ!というエラーが表示されました。

以下のダイアログボックスも表示された。

Screen Shot 2015-04-26 at 11.51.29

ダイアログボックスの「Continue」をクリックすると、About X11 and OS X – Apple Support のページが表示されます。私は Mac の言語設定を英語にしているので、日本語設定の場合は日本語でダイアログボックスやページが表示されるかもしれない。

X11 は OS X に含まれていないので、別途 XQuartz プロジェクトのサイトからダウンロードする必要があるとのこと。案内に従って、XQuartz から XQuartz-*.*.*.dmg をダウンロードしてインストールしました。

再び apache 起動を試したところ、X11 のエラーは消えたのですが…

またも起動できず… エラーメッセージは消えたのですが、ps コマンドで調べると httpd が起動していなかった。

httpd.pid が作成される run ディレクトリを手動で作成して解決

ということで、Apache のエラーログを調査しました。

上記のように apache の run ディレクトリ以下に、必要なファイルを作成できずにエラーになっていることが分かった。なので、run ディレクトリが存在するか確認した後、存在しなかったので手動で run ディレクトリを手動で作成しました。

その後、再び apache を起動して、httpd プロセスを確認。

今度は上手く起動してローカルで apache が立ち上がり、ブラウザでも正常にページが表示されました。以上で、Yosemite アップグレードにより Apache が起動しなかったトラブルに対する対策は終了です。

Yosemite は色々と落とし穴がありそうな噂を聞いていたので、かなりびびりながらアップデート作業を行ったのですが、今の所たいした問題は発生していません。一番の懸案だった Rails アプリケーションの開発も、私の環境では問題なさそうです。今回の記事に書いた Apache 起動の不具合等いくつか問題には遭遇しましたが、どれも小さな問題で解決は比較的簡単だったので助かりました。

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